2013年10月12日土曜日

ドラマ半沢直樹の「土下座」がちょっといき過ぎ!?

ドラマ半沢直樹の中で行われる「土下座」はいろいろな意味を含んでいます。

まず第一話から半沢直樹が5億円の貸し倒れの責任を押し付けられ、浅野支店長へ向かって土下座するよう言われております。

現実の会社じゃこんな事ないからね、、、、!(^_^;)

5億円の貸し倒れが「土下座」をして許してもらえるものなら安いものです!



土下座しても何も変わりません!



半沢直樹の父親、笑福亭鶴瓶がやった「土下座」

半沢直樹が大和田常務に向かってやった「土下座」

最後、大和田常務が半沢直樹に向かってやった「土下座」

どれも重いものばかりです。


銀行内の不正や正義、会社の中で生きていく事、会社内でのいじめ等々いろいろと考えさせられるテーマがありましたがその中でも「土下座」は大きなウエイトを占めていましたね!

土下座をさせたら「勝ち!」、土下座をしたら「負け!」のように

そこまで行くとちょっと安直すぎる気もしたね。


半沢直樹の目的は大和田常務に土下座させる事だったのでしょうか???

それとも数十年前の融資に対して「謝罪」して欲しかったのでしょうか???


もし融資を行わなかった事に対して「謝罪」して欲しかったのであれば目的は達成されてないですね。

あの憎い大和田常務が土下座をした時は心がスカッとしましたが、



本当にしたかったのは何だったの???



とも思いました。

銀行にとって融資するしないを決めるのは自由です。

どんなに素晴らしい技術や人柄だったとしても自由です。

第一話でマキタ精機の社長が言っていました。



「融資を断られたら他の銀行を探すだけです」



それだけ自社の技術を惚れ込んで、必ず融資を勝ち取るという意志があったのでしょうね。

土下座をして融資がとれるのであれば安いものです。

同じ銀行員として融資を断った事もあったでしょう。

ネジを持って大和田常務に土下座をさせていましたが、大和田常務 融資の事について悪いなんて思っていないですよ。

ドラマの中では非常に大きな意味を持っていた「土下座」ですが、現実の社会から言うと「土下座」ってそんなに重要な事じゃないんですよね。



以上、「ドラマ半沢直樹の「土下座」がちょっといき過ぎ!?」でした。

2013年10月3日木曜日

西大阪スチールは潰れるべくして潰れた会社!

半沢直樹に出てくる架空の会社「西大阪スチール」。

融資後、計画倒産で半沢直樹を苦しめますが、この会社は社長もダメですが



会社自体もダメだー!



融資事故の3か月前。

半沢直樹は西大阪スチールへ新人の中西と向かいます。

そこで見たものは・・・・。


まったく機能していない受付。

電話が鳴ってもとらない社員たち。

おしゃべりばかりしている社員たち。


こんな会社潰れて当然です!



ちなみにあの受付はだいたいは〇〇警備とか〇〇保障とか警備会社に委託している場合が多いです。

西大阪スチールの社員でないにしろ態度悪いですねー!


あの事務所の社員の危機感のなさは凄いかったです。

現実ではありえないですね。

仕事しない=会社潰れる=無職になる=生活できない。

って考えられないんでしょうか????


また西大阪スチールの社長「東田 満」のような社長は現実社会でもいます。

始めから相手を威圧して、カマをかけて自分に有利に商談を進めようとする。

こういった人はいます。

ただ西日本スチールのような大会社の社長にはいませんー!

最後、半沢直樹が5億回収後にも言っていますが東田満のような人には人はついていきません。

西日本スチールの社長になる器ではない人です。

パッと見た感じ西日本スチールは1000~2000人規模の会社でしょ。

そんな会社の社長があんな風貌ってのはありえません。


一番リアルだったのが、東田社長が融資なんて頼んでない、お願いされるなら受けても良いんだぞ!!

と言った時、新人の中西はすぐに「是非我が銀行で融資受けてください」と言いそうになったのを止めた時でしょうか。

5億の融資がほしい・・・。

あと5億で目標の100億に達成する・・・。

そんな心を見透かしてか東田が言う言葉には魔力がありましたね!

半沢直樹はそんな誘導尋問にも引っかからずあくまで「5億の融資我が銀行で検討させてください」

検討。。。


この言葉はイイ!!


この場合、否定も肯定もしない。

大人な対応が求められています。

安っぽい罠にかからない半沢課長は大人だねー!


以上、「西大阪スチールは潰れるべくして潰れた会社!」でした。

2013年10月2日水曜日

半沢直樹 マキノ精機は本当にいい会社!(第一話)

半沢直樹第一話に出てくる「マキノ精機」。

チタン製の内視鏡部品を製造。

手作業ながらしっかりとした技術で製品を作っている。

半沢直樹は融資課として融資を行う会社がどのような会社を見極める必要があります。

それにより、いくら融資できるのか、その他条件等をつけるのか等々を決めていきます。


ココの会社の良いポイント。

・社員教育がしっかりしている。

 
 お客さんが来た時に社員がきちんと挨拶できる。
 きちんと社員教育できている証拠ですね!
 挨拶されるとコチラも気持ちいいものです。

・方針が一貫している。

 半沢直樹が融資の条件として自動化をすすめました。
 その際、社長は融資より手作業での生産を固持しました。
 自分の会社にとって何が一番大事なのか。
 何が強みなのか。
 他社との差別化等。
 こだわっている点がしっかりとブレない。

 とっても良いポイントですね!

 このこだわりポイントがブレていると会社として迷走します。
 社員もどうしていいかわからなくなり、生産性も落ちてしまいます。

ドラマを通じてそんな事がわかるポイントでしたね!


以上、「半沢直樹 マキノ精機は本当にいい会社!(第一話)」でした。